とりあえずななんちゃらら

TOKIOとか絵とかサブカル音楽とかその他ほにゃらら。

おまけのいちにち、誰と過ごす?私は筋少と。

ジャニヲタになってからめっきり筋肉少女帯とご無沙汰になってしまった。曲は聴くけれど、TOKIOにハマってからは、しばらくライヴに行っていない。アニメタイアップでオーケン冷め期を通してジャニヲタへ…まるで彼の作ったお話みたいな展開です。

寂しいと思うことはほぼない。だって彼らは定期的にライヴしてくれるし、カルトなファンもたくさんいるから、大丈夫。曲だって色褪せない。でも、行きたいなあ、行ったら楽しいだろうな、変わらず楽しいだろうなあ。そんなことを思いながら、今回のアルバムを買いました。

 

筋肉少女帯「おまけのいちにち」。この言葉はオーケンがよく使います。たしか初めて出逢ったのは”何処までも行ける切手”という曲の台詞部分だった気がします。神さまが哀れな子に贈ったおまけの一日。他の曲にもそんなフレーズが出てくる。どう過ごすかは歌詞に出てくる人間次第。その「おまけのいちにち」を、今回筋少は、ファンに与えてくれたんだと思う。

 

今回は簡潔に、曲レビュー。

 

1.大都会のテーマ(TVサイズ)

おばあちゃんがよく見ている大都会(アクション刑事ドラマ)のテーマだろうか…と思ったらまさにそれだった。おばあちゃん世代なのかもはや…!?しかしすごい!ほぼ完コピ(笑)原作はyoutubeにあるから聴き比べてみてほしい(笑)余談だが、TOKIOの長瀬くん主演の刑事ドラマ”クロコーチ”の登場シーンでも似たような雰囲気のテーマが使われていた。オマージュだったらうれしいな。映画・ドラマのテーマ曲から始まるアルバムは、あとはオーケンのソロアルバムのI STAND HERE FOR YOUがある。

 

2.レジテロの夢

レジスタンスとテロリストでレジテロ。反抗運動とテロとの境目のない戦いの世界。メルヘンカオスな世界観、でもめずらしく社会的な歌詞?安定の橘高曲で美しいです。ピアノのエディはなんで正式メンバーじゃないのかってくらいピアノソロかっこいい。(音楽面は全く語彙がない)

最後に転調してやさしい曲調になります。夢を見るレジとテロ同士の戦いの瓦礫の中、誰もがみんな微笑み合っていた過去があったよね、だから現実に帰ろう、みたいな筋少なりの近頃へのメッセージかなあ。

 

3.混ぜるな危険

でましたアニメタイアップ曲。うしおととら読んだことないんだけど読んだ人にはしっくりくるらしいし、兄もうしとら好きだからハマってくれたらなあ、みたいな曲。

わたしはオーケンのアニソンがそこまで好きではないっていうか、カラオケでは盛り上がるんだけど、それ系統ジャンルにのめり込まないでほしい感はあるので、そこまで推してません。でもアニソンとしては水木一郎アニキ(一回コラボした)が歌ってもいいかんじのキャッチーな曲なので、それは花丸!!

 

4.球体関節人形の夜

明らかにギタリスト橘高ふーみんを意識しまくったタイトル、しかも「夜」!!!

高校の頃大槻×橘高でキャーキャー言っていた私にはもう得しまくりの曲。40オーバーの人になにを求めているんだろうね!?(本人たちがやおいの存在をネタにしているので私もネタにする)

イントロが再殺部隊みたい。思わずヘドバンしたくなる様式美な曲です。人間にもうなれないのなら、人形になって夜を過ごそう、ぶっ壊れるまで踊れよ…ヤバイ!!そして筋少ファンの中でもやはり人気曲なようです。

 

5.枕投げ営業

こういう女の子が出てくるのトンデモ展開の筋少曲めっちゃ好きです。ということで私はこの曲がお気に入り。枕営業をしに行ったはずが、営みの先のセンセーが「枕営業もいいけど、枕投げ(物理)ってのはどう?」って言っちゃう曲です。女の子とセンセーがホテルで枕投げしてる様子がすごくかわいい…ずっこけちゃっても相手に全力で挑めば夢は叶う!みたいな夢いっぱいの曲。そういうの好きです。すごく好きです。

 

6.LIVE HOUSE

タイトル的にツアーファイナルてきなアレかな?と思っていたら、おいちゃんの例のアレ。

いや昔ライヴ通ってたときに、ツインギターの片方の本城さん通称おいちゃんが、「ギターギターケースに今夜は君をつめこんで、ベイベー」という曲を昔作っていた、とオーケンに暴露され恥ずかしがっていたシーンがあったんですね。それが現実になりました。FULLバージョンで。内田のラブソングくらいの需要だよ。ファン以外無視してるよ。ライヴでの茶番が楽しみすぎるの極み。あと初期のTOKIOに歌って欲しいくらい歌詞がベタベタです。おいちゃん…。

 

7.別の星の物語り

ヴォサノバ調、ギターがさわやかな、オーケンの声がやさしいキラキラしたバラード。こういう曲弱いです…。歌詞は”その後or続き”のアナザーエンドみたい。既婚者の彼女に出逢って、あの頃はおとぎ話みたいだったね、っていう苦くて甘いお話。しかしこういう既婚者やら独身の元カノに会うの好きだなこの人は。こんな世界味わってみたいです。もちろん彼女側で。(真顔)

 

8.私だけの十字架

これもどっかのドラマからとってきたらしいんですけど、マニアックすぎて私はググる気にもなりませんでした。自己満すぎるだろ!!クラシックギターの弦弾きはすごい美しいです。元ネタがわからないから誰のマネかかわらんけど現代っ子の私には声が三輪明宏にしか聴こえない。

 

9.大都会のテーマ

序盤のFULLバージョンです。イントロなので演奏面がすごく際立ちます。実際に聴いたら鳥肌だろうなあ。ライヴ~~(お腹を壊して母にライヴ行きを止められている娘)でもこれだけは小さいとこじゃなくて武道館あたりで聴きたい。

 

10.時は来た

とっても筋少らしい~!好きです。時は来たって誰の名言だっけ??筋少の音楽は鬱々した人々をカルト化させるための道具であり、今その時が来たのだ!JPOPを聴いてる明るいやつらをぶっこわしに行くんだ!というひどい内容です。でもよくオーケンは教祖になりたがる系なのでわたしは喜んで従っちゃう系です。なんか軍服とかで…歌って欲しい…(個人的な趣味)

 

11.おわかりいただけたろうか

またそんなネットでよく使われるようなスラングを…とおもいましたが、思いのほかキュンキュンしてしまいました。黒歴史化した記憶の残像。チラチラフラッシュバックするたびに、まるで心霊写真のように見ないようにしていた私。泣きメロに合わせてオーケンが歌います。

「ほんとにそうだろうか?記憶の亡霊 優しい目をしてないかい?」

黒歴史として片づけてきた、昔愛していたたくさんのものたち。今なら許せるでしょう?ところで、僕が君のこと、愛していることは、お わ か り い た だ け た だ ろ う か。こんなんオチない以外のなにものでもないでしょう~~~;;ファンに戻れと言っているようなもんでしょう~~~~;;;;

 

12.S5040

こういうちょっと不気味な曲作れるのも相変わらず。悪酔いしそうな不思議な世界です。こういう変なUFOの輝きみたいな独特さは、オーケン著の短篇集くるぐる使いの雰囲気に似ているなあと思いました。それを表せる作曲のうっちーすごい。吸い込まれそう。歌詞もちょっとよくわからなくて、頭がボワーンとしたあとで、そろそろアルバムも終わりです。

 

13.夕焼け原風景

タイトルからノスタルジック。ちょっとさっきの曲の歪みをメロディーからも引きづりつつ、とってもやさしい曲。ゆうやけこやけを聴いて帰るような切ない、なんともいえない気持ちです。ナゴムレコードらしさがちょっと感じられて、やっぱり、みんなの原風景はそこなのかなあとおもいました。

 

全体を通したストーリー的な一貫性はありませんでしたが、どれも頭に残る。

筋少曲のいいところは、一曲一曲がキャラクター化しているところです。どの曲もPVにしてみたい。ジャケ写にしてみたい!そう思えます。そしてついてきてくれるファンにはそれなりのサービスをしてくれるところ。新しい挑戦も大事だけど、「あ、いつもの筋少だな」って思えるところも。みんな好きです。

どんどん老いていく(一人は永遠の24才)メンバーだけど、歳の重みとか関係なしに、むしろそれをネタにして頑張って頂きたい!長文失礼しました。ライヴいきたーーーい!!